季節の便り


2011年5月~
夏季号初夏・中夏・晩夏版
[奥武蔵・吾野(高麗川)~秩父・長瀞(荒川)](11.6.2~3.)

★みなさん、こんにちは。

★共同菜園仲間7人で、毎夏恒例の「初夏の旅行会」(1泊2日)に出かけてきました。高麗川のせせらぎを聞きながら奥武蔵・吾野のログハウスで一泊、翌日は秩父の宝登山神社詣でと長瀞(荒川)を探勝する懇親の旅を楽しんできました。

★旅の前日は菜園の共同作業日、小松菜の間引き、追肥、きゅうりの蔓用のネット設置、とうもろこしの防鳥対策などにきっちりと汗を流しての旅立ち。

★梅雨空の2日午後1時過ぎ、西武池袋線所沢駅ホームに7名が勢ぞろい。湯と宴会に胸はずませて、飯能乗り換えで吾野へ。迎えのマイクロバスで高麗川沿いに山襞の道を走ること5分、埼玉県の県営施設「あじさい館」。堂々たる本館でチェックインした後、高麗川沿いに建つ特約のデラックス・ログハウス「顔振」(こうぶり)へ。この間、幹事が、部屋用の地元焼酎、缶ビールをしっかり購入。

西武線吾野駅で迎えのマイクロバスを待つ 奥武蔵あじさい館

★ログハウスで浴衣に着替え、本館の大浴場ですっきり、さっぱりと体調を整えた7名は、本館レストランでの宴会開始までの1時間半を待ち切れず、万緑の中に建つログハウスに戻り、直ちに地元の名品焼酎、酒、ビールの試飲会を開始しました。

ログハウス「顔振」 ログハウスに入室、前途を祝して乾杯

★午後6時半、館内放送で本館レストランへ。料理はいろいろ現れ、並びましたが、アルコールに気を取られた筆者は、何を食ったかは、おぼろ…。面々、ログハウスに引き上げてからも1時間ほど飲んだ後、5人はベッドにばたんきゅー。

★T師匠とK幹事の2人だけが、本館のカラオケ・ルームへ出かけ、各人5曲ずつ高唱したと、翌朝、報告あり。50~60人が入れる巨大カラオケ・ルームで、当夜、歌っていたのは、全宿泊客の中で、われらの2人だけだったとのこと。

★翌朝7時前、目を覚ますと天気は快晴。幸い前夜の深酒の後遺症もなく、デジカメ片手に高麗川沿いを散策。同じように周辺散歩中の3人と合流して、山道の参道を登り、朝日稲荷総本社の社殿にお参りした後、ウグイスの鳴き声を楽しみながら下山。

ガマズミ(莢蒾) ログハウスの裏を流れる高麗川
スイカズラ科ガマズミ属
ログハウス前から吾野の山を望む
ナツツバキ(夏椿 別名:沙羅樹)) エゴノキ
ツバキ科ナツツバキ属 エゴノキ科エゴノキ属
ヤマボウシ(山法師) サクラ(桜)
ミズキ科ミズキ属 バラ科サクラ属
山頂の朝日稲荷社殿までもう少し 社殿で拝礼する面々

★温泉に浸かった後、I長老が広いベランダで先行していた朝ビールの仲間に加わるうち、館内放送の呼び出しを受けて本館のバイキング朝食へ。全員、しっかりと腹ごしらえ。10時半のチェックアウトまで湯に入りに行ったり、飲みなおしたり各人思い思いに時間を過ごし、マイクロバスで吾野駅へ。

あじさい館の玄関前で

武甲山(標高1304m) 秩父市内から見た武甲山
山腹の北側が良質の石灰岩鉱床で可採鉱量は推定約4億トン

★11時前、吾野駅から西武秩父駅、ここから5分ほど街中を歩いて秩父鉄道お花畑駅で長瀞(ながとろ)へ出発。幹事の手配では長瀞名物の舟下りの予定でしたが、荒川が梅雨の増水で運行中止となり、巨岩(長瀞式結暴片岩)の上を歩いた後、駅前から約500m先の宝登山(標高497m)へ向かいました。

長瀞(荒川) 増水した長瀞(岩は結爆片岩)
キショウブ(黄菖蒲) キショウブ
ショウブ科ショウブ属 ショウブ科ショウブ属

★「登頂は遠慮して、一杯やりながら待つ」と言うT師匠を山麓の秩父鉄道経営の大食堂に残し、6人はまず秩父神社、三峰神社と並ぶ秩父三社の一つ宝登山神社に参拝。少し歩いてロープウエイで山頂へ、となったとき、誰からともなく「師匠と合流して地酒を飲もう」と言うことで、登頂を急遽取りやめて食堂へ直行。

宝登山神社の鳥居 社殿

★独り寂しく飲んでいた師匠もにっこり、ビールと地酒「秩父錦」で何度目かの乾杯をして、温泉と酒の旅を楽しく締めくくりました。


♪BGM:Chopin[Nocturne5]arranged by Pian♪

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