[千葉市内の歴史散策に参加](3月27日)

★みなさん、こんにちは。

★一向に春らしくない花冷えの日が続く中、風はやや冷たいものの快晴で散策日和の27日、誘われて千葉市内ウォーキングに出かけてきました。

JR千葉駅前

★午前10時すぎ、JR千葉駅前を懸垂型モノレールを見上げながらスタート。広々とした歩道を辿って、まず地名の由来の千葉一族ゆかりの千葉神社へ。境内のサクラは3分咲き。吉日とあって、社殿前では祖母に抱かれた赤ちゃんのお宮参り、結婚式後の記念撮影風景も。

千葉神社尊星殿 千葉神社本殿
茅の輪(奥は千葉天神で「智の輪」とあった。) 千葉天神
千葉神社の一角にある。
神社の境内のソメイヨシノ(染井吉野) ソメイヨシノ(3分咲きだった)
バラ科サクラ属 バラ科サクラ属
ハナモモ(花桃) ハナミズキ(花水木の冬芽 別名:アメリカヤマボウシ)
バラ科サクラ属 ミズキ科ミズキ属

★次いで都川を渡り、亥ノ鼻公園に。古代から中世にかけて下総国を中心に威勢を誇った千葉氏の居城跡に建つ4層5階コンクリート造の天守閣は、市立郷土博物館。最上階から千葉港、京葉工業地帯の眺望を楽しんだ後、57.7ヘクタールの広さを誇る県立青葉の森公園と坂東三十三観音霊場29番札所、千葉寺を回って帰途につきました。歩いた距離は6km余りでした。

亥鼻城天守閣(千葉市立郷土博物館 天守閣から公園内を望む
ハナニラ(花韮) ハナニラ
ユリ科ハナニラ属 ユリ科ハナニラ属
ヒュウガミズキ(日向水木 別名:伊予水木) ミツマts(三椏)
マンサク科ミズキ属 ジンチョウゲ科ミツマタ属
県立青葉の森公園 公園内の遅咲きサクラの樹林
アメリカフウ(あめりか楓の集合果) アメリカフウ(枝先は冬芽)
マンサク科フウ属 マンサク科フウ属
プラタナス(鈴かけ懸けの木)の果実 プラタナス
スズカケノキ科スズカケノキ属 スズカケノキ科スズカケノキ属
園内のオブジェ オブジェ
コブシ(辛夷) ハクモクレン(白木蓮)
モクレン科モクレン属 モクレン科モクレン属
ヤマザクラ(山サクラ) ヤマザクラ
バラ科サクラ属 バラ科サクラ属
ユキヤナギ(雪柳 別名:小米花) ユキヤナギ
バラ科シモツケ属 バラ科シモツケ属
レンギョウ(連翹) アセビ(馬酔木)
モクセイ科レンギョウ属 ツツジ科アセビ属
千葉寺(右の樹木は県指定天然記念物の大公孫樹) 大銀杏(公孫樹)の目通り(しめ縄付近の太さ)8m
イチョウ科イチョウ属
鍾乳石のような巨大な乳根(乳柱) 四方に延び、露出した立根
イチョウ科イチョウ属 イチョウ科イチョウ属
◆和銅2年(709)、僧行基が植えたと伝えられ、樹高30m、目通り8mあり、10年3月、強風で倒木した鎌倉鶴岡八幡宮のイチョウよりも大きい、と千葉県・市教育委員会の昭和55年(1980)3月設置の案内板に記されている。



[玉川上水も百花繚乱へスタート](3月23日)

★みなさん、こんにちは。

★23日、玉川上水を1時間ほど歩いてきました。2週間ぶりの川沿いの道は、すっかり春の装いに変わっていました。道端に星空を移したように白や薄紫色の6弁花を開いたハナニラ。柵の内側の草地では、オオアラセイトウ(ムラサキハナナ)やニリンソウの見事な群落が続きます。

ハナニラ(花韮) ハナニラ
ユリ科ハナニラ属 ユリ科ハナニラ属
ハナニラ ハナニラ
ユリ科ハナニラ属 ユリ科ハナニラ属
オオアラセイトウ(大紫羅欄花 別名:諸葛菜紫花菜) オオアラセイトウ
アブラナ科オオアラセイトウ属 アブラナ科オオアラセイトウ属
ニリンソウ(二輪草) ニリンソウ
キンポウゲ科イチリンソウ属 キンポウゲ科イチリンソウ属

★バイモ(アミガサユリ)やアズマイチゲ、純白の水仙ペーパーホワイト、柵の間から無数の微小花を付けて枝垂れているのは、コゴメバナの別名を持つユキヤナギ。よく撓る小枝を手に取って見ると、ウメのミニチュアのような端正な5弁花がびっしり。

アミガサユリ(編笠百合 別名:貝母=バイモ) バイモ
ユリ科バイモ属 ユリ科バイモ属
アズマイチゲ(東一華) アズマイチゲ
キンポウゲ科イチリンソウ属 キンポウゲ科イチリンソウ属
スイセン(水仙 品種名:ペーパーホワイト) スズランズイセン(鈴蘭水仙 別名:スノーフレーク)
ヒガンバナ科スイセン属 ヒガンバナ科スイセン属
ユキヤナギ(雪柳 別名:小米花) ユキヤナギ
バラ科シモツケ属 バラ科シモツケ属

★これから玉川上水の川辺は、花木、野の草花の花姿が日ごとに増え、百花繚乱の季節を迎えます。そして、オオシマザクラ、ソメイヨシノの開花も目前です。




[都薬用植物園の林地の春告げ花たち](3月15日)

★みなさん、こんにちは。三寒四温がこれで終わりとは思えませんが、昨日今日(16日)の東京はぐーんと気温が上昇、サクラの開花も間近になってきました。

★昨日、久しぶりに都薬用植物園に出かけ、林地をじっくりと観察しました。ねらいはカタクリ。落葉の林床を目を凝らしつつ辿って行くと、左右に開いた斑模様の二葉があちこちに点々。そして、開花したカタクリと大きく膨らんだ蕾を数輪発見しました。

カタクリ(片栗) カタクリ
ユリ科カタクリ属 ユリ科カタクリ属

★林縁にはアズマイチゲ、バイモ(アミガサユリ)も花を開き、ヒロハアマナは開花寸前まで蕾が膨らんでいます。林地の奥に戻ると、盛りをやや過ぎたセリバオウレンの白花、ほの暗い林床からにょっきりと焦げ茶色に白いストライプの仏炎苞を立てたミミガタテンナンショウが木立の陰に隠れるように1本また1本。

アズマイチゲ(東一華) アズマイチゲ
キンポウゲ科イチリンソウ属 キンポウゲ科イチリンソウ属
アミガサユリ(編笠百合 別名:貝母=バイモ) アミガサユリ
ユリ科バイモ属 ユリ科バイモ属
アミガサユリ ヒロハアマナ(広葉甘菜)
ユリ科バイモ属 ユリ科アマナ属
セリバオウレン(芹葉黄連) 雄花 ミミガタテンナンショウ(耳形天南星)
キンポウゲ科オウレン属 サトイモ科テンナンショウ属
フッキソウ(富貴草) シナマンサク(支那満作)
ツゲ科フッキソウ属 マンサク科マンサク属



[菜園から](3月13日)

★みなさん、こんにちは。

★寒い日が続いていた東京も、ようやく春本番の陽気になりました。昨日(13日)は、強い風が吹き付ける中、仲間4人で共同菜園、個人菜園の新たな縄張り作業をしました。

cm単位で測地 トラロープで区画割り

★2週間前、約60坪の菜園全体をトラクターで土起こした後、整地した地表には花径2mmほどの小花を付けたナズナが点々。畦道もウシハコベ、オドリコソウが小花を開いています。雑草と言われるこうした野の草花大好き人間ですが、仲間との菜園作業では、“害草”。ごめんよ、と謝りながら除草とトラロープ(黒黄ロープ)で区画作りをしました。

ナズナ(薺 別名:ペンペン草) ナズナ
アブラナ科ナズナ属 アブラナ科ナズナ属
オドリコソウ(踊り子草) オドリコソウ
シソ科オドリコソウ属 シソ科オドリコソウ属
ウシハコベ(牛繁縷) ウシハコベ
ナデシコ科ウシハコベ属 ナデシコ科ウシハコベ属

★すでに先週種薯を植えたジャガイモに続き、来週からはトウモロコシの種蒔き、仮移植してあるネギの移し替えなど作業スケジュールが目白押しです。



[早春の都立小金井公園](3月8日)

★みなさん、こんにちは。

★三寒四温と言っても、このところ東京は“春は名のみの”花冷えの日が続いています。

★3月8日も朝から雲が広がり、風も冷たいものの、ときどき雲の切れ間から青空が覗き始めた昼過ぎ、1カ月以上もご無沙汰の都立小金井公園に出かけてみました。

★いつものように玉川上水右岸の遊歩道を辿りましたが、オオイヌノフグリ、オドリコソウが時折目に付くだけで、当てにしていたハナニラの姿はまだ見当たりません。

花吹雪の小金井公園梅林
’10.3.8.撮影

★小金井公園の梅林では、花吹雪の中で真紅の紅千鳥が見事な紅色で華やぎを見せ、純白のハナモモがサクラ開花までの繋ぎ役をしていました。梅林の周りでは、ミツマタ、サンシュユの群花が黄色い靄を作り、キブシ、アカバナマンサクがユニークな花姿を披露していました。

ベニチドリ(紅千鳥) ベニチドリ
バラ科サクラ属 バラ科サクラ属
ハナモモ(花桃) ハナモモ
バラ科サクラ属 バラ科サクラ属
ミツマタ(三椏) アカバナミツマタ(赤花三椏)
ジンチョウゲ科ミツマタ属 ジンチョウゲ科ミツマタ属
サンシュユ(山茱萸) サンシュユ
ミズキ科ミズキ属 ミズキ科ミズキ属
キブシ(木五倍子) キブシ
キブシ科キブシ属 キブシ科キブシ属
アカバナマンサク(赤花満作) アカバナマンサク
マンサク科マンサク属 マンサク科マンサク属
ジンチョウゲ(沈丁花) ジンチョウゲ
ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属 ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属
ジンチョウゲ ジンチョウゲ
ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属 ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属


♪BGM:Vivaldi[四季・春]arranged by Reinmusik♪


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